よくある質問

当社によく寄せられるご質問を回答付きで掲載しております。

向き・不向きはありますか?

地域で1、2を争うような技術を身につけ、専業でデントリペア業務を展開するということが前提であれば『 ある 』といえます。

ただしそれは、きちんと基礎を身につけ、時間と経験を積み重ねる過程で結果的に見えてくる部分ともいえますから、まずぜひとも注目していただきたいのは、これから習得に挑戦したいと考える方が、デントリペアの作業を『 面白い 』と感じるかどうかについてです。

デントリペアの技術の中にも、経験を積まなければ簡単には身につかないものと、練習さえすれば比較的誰でも身につけられる≪ 向き・不向き ≫があまり影響しないものがあります。後者は、デントリペアの基礎そのものともいえるものですが、そこをきちんと身につけていただくだけでも、自動車業界関係者の方が日常業務の延長線上でご活用いただけるケースは多いため、無料体験などで『 面白い 』と感じられた方でしたら、挑戦してみる価値は大です。

ある程度の技術を身につけるにはどのくらいの期間が必要ですか?

ドアやボンネットなど色々な場所にあるエクボの中でも、作業性の良いものをおよそリペアできるくらいのレベルを例にしますと、デントリペアスクールなどで基礎を学び、毎日練習を欠かさない方が早くて1ヶ月前後というのが1つの目安になると思われます。

上記以外の場合の弊社デントリペアスクール受講者様の例では、基本、1単位=2時間( 全16単位 )となりますが、受講の単位と単位の間隔をじっくりと取り、その間にしっかりと個人練習を重ねながら1ヶ月に1単位または2単位( 1単位=2時間 )程のペースで受講され、10ヶ月前後で終了されるケースが最も多いケースとなっています。

また、『 どうしても短期間で・・・ 』のようにスケジュール確保などのご都合がある場合、作業性の良いエクボの作業頻度の高いケースのリペアテクニック習得に絞って10日前後で集中的に受講されるケースもあります。また、県内外でも通える方の場合、1週間に1単位ずつ4ヶ月前後を塾に通われるような感覚でご利用されるケースなど、受講される方それぞれのプランやご事情で期間は様々です。

その方のプランやご都合などによって、柔軟にカリキュラムを組むことができることが弊社の特徴です。

その中で弊社がおすすめする方法の1つは、現在の生活や収入は守りながら、無理のない範囲で受講の単位から単位の間隔を充分にとり、個人練習をしっかり重ね単位を消化していただく方法です。そうすることで短期間で詰め込むよりも、1単位ごとの内容をより濃いものにしていただくことができ、受講期間を先に決めてしまうことによって自ら不要なプレッシャーをかけてしまうことや、その後の展開の選択肢を狭めてしまうなどのリスクも大幅に減らしていただけます。

スクールを卒業してすぐに開業できますか?

デントリペアは免許ではありませんからいつでも開業することは可能ですが、業務を維持・展開できるかどうかとなると『 専業展開 』なのか『 部分(※)展開 』なのかで、全く状況は違います。

専業展開で、ある程度安定できるレベルまで技量や仕事量が上がるのは、順調な方でも多くの場合、年単位の時間がかかります。また、技量だけでなく高い営業力も不可欠ですから、『 必ずしも誰もが成し遂げられるというものでもない 』とお考えいただくべきです。

一般的に挫折された方の多くもこの部分で、順調に技量が上がっていても専業展開で業務が軌道に乗るまで生活の維持ができず、兼業やスキルの一部として充分活用できる技量に達していながら廃業されてしまうケースもあります。
そのため、専業展開での開業には時機や準備も含めた熟慮を重ねることが必要です。

一方、部分展開であれば練習をしながら自信が持てるものから徐々に実践へと移すことができ、進め方をある程度コントロールできることがメリットです。そのため、本業を持つ自動車業界関係の方が少しずつ経験を積み、受講費用や道具代を回収しながら専業展開にするのか部分展開にするのか、適性や展開など判断し選択できるため、失敗のリスクも大きく減らせます。

※部分展開・・・他の業務に支障が出ない範囲で効率良く活用するレベルでの展開

挫折談や失敗談をよく聞くのですが・・・

挫折や失敗をしないためには、いくつかのポイントがあると弊社では考えます。

『やってみたが想像以上に難しくて挫折した』
『スクールを受講後、即、デントリペアを専業で開業したが廃業した』
など、2つのケースでの挫折談や失敗談を特に目にされるのではないでしょうか。

どちらのケースも技術習得から実践投入までのスケジュールを急ぎ過ぎたことが、ある意味、挫折や失敗の一因になっていると思われます。デントリペアに限らず技術を身につけお金をいただけるレベルまで技量を上げるためには、どうしてもそれなりの時間がかかります。まして『スクールを受講後に即、専業で開業』ともなれば、その時点で当然ですがプロ職人としての仕事が期待され求められるため、習得から実践への流れでは最も高いハードルの選択です。

しかし、デントリペアの魅力に気付いた方でしたらその活用法にイメージが膨らみ、一刻も早く実践投入をしたいと気持ちが逸り、つい肝心の技術の習得そのものにかかる時間を『頑張ればなんとかなる』と無視して、見切り発車をしてしまうということも無理からぬことです。
その結果、実践投入までの練習や経験の時間が足りなくなるだけでなく、実践投入後を見据えた準備も不十分になってしまい、挫折や失敗に繋がってしまったりします。

そこで、挫折や失敗をしないためには、まずはシンプルに時間がかかることを認識していただくことがとても重要です。時間がかかるということに抵抗を感じる方もあるかもしれませんが、無料体験などでデントリペアを体験し『面白い』と感じた方にとっては、長く退屈な時間というよりもむしろ、弊社デントリペアスクールの受講者様の例を見ると、『充実感があり面白くてアッという間に時間が過ぎていく』と感じられている方がほとんどです。

また、慌てずにじっくり取り組むということは、無理な制限時間を設けないことともいえ、過剰なプレッシャーのない集中しやすい環境で、自身の習得のスピードや能力、その後どう展開させるかなどを( 専業展開、現状を維持しながら新たなスキルとしての活用や副業としての活用など )じっくりと見極 めていただくことができ、挫折や失敗のリスクを大幅に軽減することができます。

さらにとても重要なポイントは、練習環境や実践環境をあらかじめご準備いただくことです。スクールでの受講で得たことをいつでも練習や実践してみることができる環境があるかないかは、習得のスピードも習得度合いだけでなく、モチベーション維持の意味でも欠かせないポイントです。

デントリペアだけで生計を立てられますか?

時間がかかり地域差もあると思われますが、高い技術をきちんと身につけコツコツと営業活動を続けることができれば、実際に全国にデントリペアのみで生計を立てられている方がいらっしゃるように、不可能ではありません。

ただ、短期間でそれを成し遂げようと考えるのは非常にリスキーで挫折の元ともなり得るため、余程の理由や覚悟がない限り積極的にはおすすめできません。
一方、無理に『 デントリペアのみで・・・ 』と考えるよりも、『 デントリペアを武器として活用する 』と考える方が選択肢の幅が広がりおすすめです。

デントリペアの将来性( 需要 )は?

手付かずのまま眠った大きな市場があります。

長く続く不景気の影響などで、新車の買い替えサイクルが延び新車販売台数や質の良い中古車のタマ数が減る一方で、中古車ユーザーは増加傾向にあり質の良い中古車の価値は、オークション相場や市場価格を見ても確実に上がっています。そのため、程度良く愛車を保つことは気持ちよく利用するというだけでなく、中古車査定により大きく影響するポイントにもなってきています。

また、デントリペアが得意とするエクボと言われる程度の小さな凹みは『 眠った宝の市場 』です。比較的難度が低く効率良く短時間で修復できる凹みが多い一方で、現実に自動車業界関係者にも、未だデントリペアが知れ渡っていないことや、一般ユーザーの認知度に至っては知らない方の方が明らかに多い状況のため、デントリペアの利用状況を見ると“ 知っていて選択しない ”のではなく、“ 知らないから選択肢に挙がらない ”ともいえる状況です。

そのため、小さな凹みを前にした時、鈑金塗装の修理スケジュールや予算やまたは塗装する事への抵抗感などから、より安く早くキレイに直せるデントリペアが検討すらされず、多くのケースで手付かずのまま修理が諦められていると言え、頑張り次第でとても楽しみな市場です。

また特に、顧客を持つ自動車業界関係者の方にとっては、日常業務の延長で販促活動やPRをしていただくことが出来ますから、顧客へのサービス向上や囲い込みのアイテムにも非常に適していると言えます。

開業や活用に関する具体的なアドバイスは受けられますか?

とても大切なポイントです。

弊社では担当者が専業として活動した経験や、現在の自動車販売店として活用している経験を通して実践的なアドバイスを、無料体験の場などでも積極的にお伝えさせていただいております。

かなり上手くならなければ仕事になりませんか?

使い分け次第で、必ずしもそうとは限りません。

技術が勝負の一面がある仕事ですから、技術が高ければ有利であることは間違いありませんが、仕上げのテクニックが一定レベルになれば、『 作業性の良いエクボ 』が実は比較的難度が低く利益率が高いだけでなく、修理されないまま諦められているものが多いことも事実ですから、専業展開だけにこだわらなければ、効果的な販促活動や展開のしかたで充分にお仕事にご活用いただけます。

例えば、自動車販売整備業の方が車検や点検や整備などでお客様の車をあ預かりする際に、作業性の良いエクボに対象を絞りご案内をしたり、鈑金塗装業の方が中古パネルのエクボの処理やパテ付けの範囲を小さくするための“ 粗出し ”として使うなど、自由に発想しご活用いただくべきだと弊社では考えています。

また、弊社ではデントリペアを自動車ユーザーの方だけでなく、技術を覚えたいと考えられいる方にとっても、もっと身近な技術として認知していただけるようになることも重要な目的としています。

予め準備しなければならないものは?

最も重要なものは『 練習環境 』です。

弊社のような短期講習では、講習時間中の個人練習要素( 復習などの反復練習 )は、少なければ少ないほど学習要素が増え内容の濃い受講をしていただける反面、個人練習要素が多くなればあっという間に受講時間を消化して終わってしまいます。そのため、受講時間外の個人練習は密度の濃い受講をしていただく上でとても重要で、ぜひ受講開始後すぐに復習が出来るような環境をご準備いただくことをおすすめします。

また、練習や実践で使用するツール( 道具 )は、初期コストを抑え無駄を省く意味でも、必ずしも最初から沢山の本数を準備しておく必要はないと、弊社デントリペアスクールでは考えております。必要になった時に必要な分だけ買い足していただく方法でも、実践投入までに使用頻度の多いツールをある程度揃えていただくこともできます。

趣味で覚えたいのですがダメですか?

大歓迎です。

ネットなどで購入した道具が既にありますが、それで受講できますか?

基本的には問題ありません。

その場合、受講開始前に弊社スクールカリキュラムの使用に適したものかをお見せいただく必要があります。その結果お使いいただけないものであった場合、必要なツールのみをご購入いただくかご自身でご用意いただくことになります。

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